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Thursday, March 26, 2020

お酒が大好きな医師が守る「二日酔いにならない飲み方」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

二日酔いを避けるには、どんな飲み方が効果的なのか。順天堂大学医学部の小林弘幸教授は酒1杯に対して、水1杯を鉄則にするといい。水を飲むと胃結腸反射が起こるので、深酒で吐き気を催すことも避けられる」という――。

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 ※本稿は、小林弘幸『不摂生でも病気にならない人の習慣』(小学館新書)の一部を再編集したものです。

■お酒は飲めば飲むほど「脱水」が進んでしまう

 深酒の何が悪いかと言えば、次の日にダメージが残ることですよね?  私もそういう経験があります。深酒はしないにこしたことはありませんが、「つきあい文化」も残っていますから、そうも言っていられません。

 ではどう対処するか。ダメージを最小限にする簡単な方法があります。それは、「酒1杯に対し、水1杯の割合で飲むこと」です。こうすることで、翌日に残らないお酒の飲み方ができるようになります。

 具体的に解説しましょう。

 アルコールが体内に入った際、肝臓で分解されていることは皆さん、ご存じだと思いますが、実はこの分解・解毒のプロセスで、水分が消費されてしまうのです。ですから、アルコールをとればとるほど、脱水が進んでしまうのです。しかも深酒をすると、大量のアルコールが分解しきれずに体内に残ってしまいます。寝ている間に、徐々に分解・解毒をしていくのですが、この過程で水分を消費していくのです。

 翌朝、強い喉の渇きを感じることがありませんか?  これは、寝ている間に脱水症状になっていた、ということなのです。

 脱水が進むとどうなるでしょうか?  血管が収縮し、血流が悪くなりますので、頭痛や下痢、倦怠感などを引き起こします。いわゆる二日酔いの症状ですね。疲労感や倦怠感の原因は、末梢の血液不足から来ているのです。

■「酒1杯に対し、水1杯」がいい

 そこで、「酒1杯に対し、水1杯」です。これによって、分解で消費される水分を補うことができますので、アルコールによる脱水を防ぐことができます。

 また水を飲むことで、消化器の麻痺を防ぐこともできます。

 アルコールには興奮作用があるので、飲むと交感神経を刺激し、副交感神経を低下させてしまうのです。副交感神経と腸の働きは連動していますので、お酒を飲み過ぎると腸の動きが止まってしまいます。深酒で吐き気を催すのは、腸の動きが止まってしまい、逆流してしまうことが原因なのです。

 水を飲むと、胃結腸反射が起こりますので、ゆっくりですが腸は動きます、腸が動いていれば、吐き気も起きずに済みますし、副交感神経も刺激されるので、極端に副交感神経が下がり、自律神経のバランスが崩れるということもありません。

■「お酒」と「睡眠」を両立する方法は

 眠る前にお酒を飲む、という習慣の方がいます。

 酔うと寝やすい、と勘違いしているのだと思いますが、これはまったくの誤りです。今、お話ししたように、アルコールは興奮剤です。体内にアルコールが残ったままで寝ると、血管が収縮し、心拍が高い状態が続きます。興奮した状態が続く、というわけです。興奮した状態で、良質な睡眠が確保できると思いますか?  つまり、寝酒の習慣のある人は、実は深い睡眠ができていない可能性が高いのです。

 では、お酒と睡眠を両立させるためにはどうしたらいいでしょうか。

 「酒1杯に対し、水1杯」はもちろんのこと、食事同様、遅くとも寝る3時間前までに飲酒を終えておくことです。それが難しい場合は、せめて寝る1時間前までは、口にするものは水だけにしてください。

 飲酒後すぐにベッドに直行することはもってのほかです。寝る前には、カフェインフリーのハーブティーやホットミルクを飲むと、眠りが浅くなることを防ぐ効果が期待できます。特にミルクには、快眠に繋がるアミノ酸の一種「トリプトファン」が多く含まれています。

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