Pages

Sunday, December 6, 2020

米ワクチン開発計画トップ、バイデン陣営に今週供給計画を説明 - ロイター (Reuters Japan)

 12月6日、米政権のワクチン開発計画「ワープ・スピード作戦」の責任者を務めるモンセフ・スラウイ氏(写真)は、新型コロナウイルスワクチンの供給について、今週バイデン次期大統領の政権移行チームに説明すると明らかにした。写真はホワイトハウスで5月撮影(2020年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 6日 ロイター] - 米政権のワクチン開発計画「ワープ・スピード作戦」の責任者を務めるモンセフ・スラウイ氏は6日、新型コロナウイルスワクチンの供給について、今週バイデン次期大統領の政権移行チームに説明すると明らかにした。

バイデン氏は先週、トランプ政権のワクチン供給計画の詳細について、政権移行チームが詳しく説明を受けていないと不満を示していた。

スラウイ氏はCBSの番組で、ワクチン供給の準備を進めており、それを説明すれば政権移行チームも十分に計画されていると理解するだろうと述べた。

米国では新型コロナの感染拡大が止まっていない。感染者は記録的な水準に達し、1日当たりの死者はここ数日2000人を上回っている。ロイターの集計によると、国内の死者は28万1000人を超えた。

米食品医薬品局(FDA)は、緊急使用の申請が出された新型コロナワクチンの審査を進めているが、FDAの承認は、来週かその翌週になる見通し。承認されれば、医療従事者や高齢者施設の入居者などを対象に接種が始まる予定。

スラウイ氏はCNNの番組で、ワクチンの製造は想定よりも複雑で難しいと説明。「年末までに1億回分のワクチンを確保するというシナリオが理想だが、6─8週間遅れている」と述べた。

感染リスクが最も高い最初にワクチン接種を受ける人々は、1月か2月にその効果が出始めると説明。一方、多くの人の生活が元の状態に戻るのは4月か5月頃になるとの見方を示した。

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細 ( 米ワクチン開発計画トップ、バイデン陣営に今週供給計画を説明 - ロイター (Reuters Japan) )
https://ift.tt/36OKzUV

No comments:

Post a Comment