女性問題で2カ月半の活動停止処分が明けた競泳男子の瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)が、5カ月ぶりの復帰レースに臨んだ。予選4組4レーンで泳いで前半を2分0秒83の2番手で折り返した。得意の平泳ぎでトップにたって4分14秒98の1着、全体の2位で午後の決勝に進出した。瀬戸の自己ベストは4分6秒09。

ライバル萩野公介は、隣の5レーンを泳いで4分17秒16。同組3着、全体の6位で決勝に進出した。萩野の自己ベストは4分6秒05。

全体のトップは2組1着だった高校2年の小方颯(イトマン港北)で4分14秒14だった。

瀬戸は、昨年9月13日埼玉AG大会以来144日ぶりのレース。五輪会場の東京アクアティクスセンターで初レースとなった。

瀬戸は19年世界選手権で個人メドレー2冠=東京五輪代表に内定している。今大会第3日の6日には、200メートル個人メドレー、200メートルバタフライにも出場を予定している。