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Friday, February 19, 2021

梅酒は度数が高い⁈自家製と市販品の違いからおいしい割り方まで紹介 - ウーマンエキサイト

おうちで作るお酒の定番といえば梅酒ですよね。甘酸っぱさがおいしく、女性にも人気のお酒のひとつですが、そのアルコール度数は意外に高いんです。市販品も多く販売されていますが、ブランドによってそのアルコール度数は異なるんですよ。

そこで今回の記事では、自家製梅酒と市販品の梅酒のアルコール度数の違い、アルコール度数を下げられる梅酒の割り方、自家製梅酒の作り方などについてご紹介します。

冷たくしても温かくしてもおいしく飲める梅酒は、一年中楽しめるお酒ですよ。

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■【自家製編】梅酒のアルコール度数

家庭でも簡単に作れるお酒の代表格である梅酒。せっかく作るならと、多くの量を一度に作ってしまいがちですが、アルコール度数は意外にも高いので飲み過ぎには気をつける必要があります。

・他の醸造酒よりも高い


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自家製の梅酒を作る場合には、緑色の梅にホワイトリカーを注いで作る方法が一般的です。このホワイトリカーのアルコール度数は35度程度。漬けていくうちに、梅の成分が少しずつ溶け出すため、最終的なアルコール度数は20度前後といわれています。

ビールのアルコール度数は5度前後、ワインは14度前後、日本酒は16度前後ですので、これらのお酒のよりも自家製梅酒はアルコール度数が高いお酒なんです。

飲みやすいお酒ですし、お家に常備しているからといって多量に飲んでしまうと、酔いが回ってしまう危険性もありますので注意が必要ですね。

・ホワイトリカーなら長期保存も安心


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自家製の梅酒を作るときに使うお酒は、アルコール度数が35度のホワイトリカーが一般的に好まれます。

このホワイトリカーの正体は、無色透明で味わいにクセがなく、果実酒を作るのに適した焼酎です。アルコール度数35度は、ほかと比べても高いことが分かるように、殺菌作用が強く、長い間梅酒を自宅で保管していても、カビてしまったり、腐る可能性が低いです。

一度梅酒を作ったら、その保存期間による味の変化も楽しみたいですよね。しっかりとアルコール度数が高いホワイトリカーを選ぶことで、安心して長期保存できます。

ただし保存する環境によっては、いくらアルコール度数が高いお酒を使ったとしても、カビなどが発生してしまうこともあります。少し味見をした際に、舌にアルコールとは違うような刺激を感じたら、菌類が容器のなかで繁殖してしまっている可能性もあります。お腹をこわしてしまうかもしれませんので、飲まないようにしましょう。

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・20度以上なら酒税法違法にならない


ホワイトリカー以外のお酒を使っても、梅酒を作ることはできます。たとえば、ブランデーやジン、泡盛、ラム酒、日本酒などが梅酒作りには使われます。特にブランデーで作ると、ホワイトリカーよりも、よりコクが強い梅酒を作ることができますよ。

お好みで選んだり、複数のお酒で作ったりして、飲み比べをするのも楽しいですね。

ただ、ここで気をつけてほしいことは、使うお酒のアルコール度数。必ず20%以上のアルコール度数のお酒を使うようにしましょう。
20度未満のお酒を使って梅酒を作ると、酒税法に違反してしまうため、ここだけは守ようにしましょう。

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・1日に飲んでも良い量は?


梅酒は、アルコール度数が高いのと砂糖がたっぷりと入っているため、1日に多くの量を飲むことはおすすめできません。1日のアルコールの適正量は約20gとされています。アルコール度数が20度の自家製梅酒の場合には、125ml程度が適正量です。

梅酒は飲みやすく、さまざまな割り方で楽しめるので、ついついたくさん飲んでしまいますが、その総量には注意したいところです。

■【市販品編】CMが有名な梅酒のアルコール度数

市販品でも、さまざまな梅酒が販売されていますよね。ここからは、市販品の梅酒のアルコール度数をご紹介します。

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・チョーヤ「梅酒紀州」


国産梅を100%使用した「梅酒紀州」。梅の実が入ったタイプや、紙パックや瓶のタイプなど、幅広いラインナップで販売されており、自分好みのものを探せるのも嬉しいところです。

定番商品でクセが少ない味わいのため、炭酸割りや紅茶割りなど、どんな割り方にも良く合います。「梅酒紀州」のアルコール度数は14度なので、自家製の梅酒と比べると6度程度低いです。

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・チョーヤ「さらりとした梅酒」


チョーヤを代表する梅酒である「さらりとした梅酒」。ブランデーが入った梅酒で、バランスが取れた飲みやすいお酒です。甘みがしつこくないので、さっぱりとお酒を楽しみたいときにぴったり。お値段がお手頃なのも嬉しいポイントです。

こちらのアルコール度数は10度。ビールよりは高く、ワインよりは低い程度のアルコール度数ですね。

・チョーヤ「ウメッシュ」


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本格的な梅酒を炭酸水で割ったお酒「ウメッシュ」。こちらも定番の梅酒ですよね。お手軽に、おうちで梅酒の炭酸割りを楽しむことができて、本格的な梅酒の味わいと、シュワシュワした喉越しが楽しいお酒です。

梅酒がストレートで入っているわけではないので、そのアルコール度数は低めの4度。ビールと同程度くらいのアルコール度数だと捉えておくと良いですね。

・サントリー「澄みわたる梅酒」


「サントリー」の独自製法で作り上げる透明な「澄みわたる梅酒」。アルコール度数は10度です。

甘さ控えめのみずみずしい味わいが特徴で、どんな食事にも合わせやすいですよ。さらに炭酸などで割ることで、アルコールが苦手な方でも、飲みやすく梅酒を味わえます。

■度数を下げて飲みやすくする!梅酒の割り方

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意外にもアルコール度数が高い梅酒。いろいろな割り方で、アルコール度数を下げて楽しむのをおすすめします。

・ロック


まずは、氷だけを入れて飲む梅酒のロック。大きめの氷を使ってロックを作ると、少しずつ氷が溶けていくので、味の変化をゆっくりと楽しむことができます。

大きな氷とガラスの酒器を用意すると、見た目も優雅でゆったりとした気持ちで梅酒を味わえます。ロックの場合には、それほどアルコール度数は下がりませんので、少しずつ飲むと良いですね。

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・水割り


お次は、氷と水を入れた梅酒の水割り。水割りのおすすめの比率は、梅酒:水=6:4です。水割りを作るときには、水とグラスをしっかりと冷やしておくと、よりおいしく水割りを楽しめます。

・お湯割り


寒い時期に楽しみたいのが、梅酒のお湯割り。梅の香りがふわっと鼻の奥に広がります。

割り方の比率は、梅酒:お湯=5:5がおすすめ。このときに使うお湯は熱湯ではなく、70度程度のお湯が良いでしょう。寝る前に少しだけ梅酒のお湯割りを飲むと、身体がぽかぽかしますよ。

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・ソーダ割り


炭酸水で割るのもおすすめの飲み方。「ウメッシュ」などのようにソーダ割りが商品化されているものもありますよね。

梅酒はそのまま飲むと甘いお酒なので、シュワシュワの炭酸で割ることで、さっぱりと楽しむことができるんです。特に暑い時期などにおすすめの割り方です。

・コーラ割り


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いろいろなお酒の割り方に使われているコーラは、梅酒と割ってもおいしく楽しめます。梅酒とコーラの割合は4:6がおすすめ。コーラの味を強くすることで、ちょっと独特でクセになる味わいを楽しめます。

・オレンジジュース割り


カクテルのように梅酒を楽しむには、梅酒のオレンジジュース割りがおすすめ。梅酒が持っている甘酸っぱさとオレンジの酸っぱさがマッチします。

梅酒もオレンジジュースも甘い飲み物なので、甘いお酒が好きな方には特におすすめの割り方ですよ。

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・紅茶割り


意外にも、紅茶のさっぱりとした味わいは、梅酒と良く合います。甘くせずに梅酒を楽しみたい場合には紅茶割りがおすすめですよ。

割り方の比率は、紅茶:梅酒=1:1。このときに使う紅茶は市販のアイスティーでも良いですが、温かい紅茶で割ることで、冬にぴったりの飲み物にもなります。

無糖の紅茶を使うことで甘さが抑えられるので、ご飯と一緒に楽しむお酒としてもぴったりですよ。

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・カルピス割り


梅酒と「カルピス」を同量混ぜ合わせ作る、梅酒のカルピス割りも人気です。甘みが強い割り方なので、カクテルのように飲むことができるんです。

食前酒や寝る前のお酒にぴったりですよ。さらにこのカルピス割りに炭酸水などを混ぜると、よりすっきりと飲むことができます。

・緑茶割り


意外に相性が抜群なのが緑茶割り。梅酒と緑茶を同量で割るのがおすすめです。梅酒の甘さが、緑茶の風味でさっぱりとします。夏の暑い時期に冷たい緑茶で飲むと、爽やかですよ。

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・牛乳割り


ヨーグルトのような味わいが楽しめる組み合わせが、梅酒の牛乳割り。まろやかな味わいのお酒です。梅酒30mlに対して、牛乳は150ml程度を目安に合わせると良いですよ。

■家でも飲める梅酒の作り方

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いろいろな割り方が楽しめる梅酒なので、おうちでも梅酒を作ってみたいですね。ここからは自家製梅酒の作り方について簡単にご紹介します。

・作る前に準備するもの


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まずは、梅酒を保存するために必要な保存容器を選ぶ必要があります。可能であれば、ガラス製やホーロー製の保存容器を使って作ることがおすすめです。

梅酒を作ってから一年程度で飲みきる場合には、プラスチック容器でも問題ありませんが、何年もかけて味を楽しみたい場合には、ガラス製を用意しておくと良いですね。

そのほか、梅酒に使う梅の下準備も必要です。その方法も簡単にご紹介しますね。


  1. 緑色の青梅の場合には4〜8時間、黄色の梅の場合には2〜3時間水に漬けます。これで梅のアクを抜きます。
  2. 水を切って、さらにひとつひとつの梅の水分を拭き取ります。このときに水分が残っているとカビなどの原因になるので、しっかりと拭き取るように気をつけましょう。
  3. 最後につまようじなどを使って、梅の実のへたをとります。
これで梅酒に使う梅の下準備は完了です。

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・自家製の梅酒の材料


梅酒に使う材料は次の通りです。

・お酒(アルコール度数20度以上のもの) 360ml
・下準備をした梅 200g
・氷砂糖 100g
・清潔な保存容器 500ml程度

この時のお酒は、アルコール度数が35度のホワイトリカーが一般的ですが、そのほかブランデーやジン、日本酒などを使ってもおいしい梅酒を作ることができます。

梅酒に使う梅を選ぶ時は、梅の周りにキズなどがなく、ツヤがあるものを選びましょう。大きい実を使うと梅の果汁が出やすくなるので、より梅の味を強く感じられる梅酒が作れますよ。

また砂糖には、氷砂糖を使うことが一般的ですが、はちみつや黒糖などを使ってもOK。お好みのものを選んでくださいね。

・自家製の梅酒の作り方


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自家製の梅酒の材料を揃えたら、早速梅酒を作っていきましょう!
繰り返しになりますが、梅酒に使う梅は下準備が必要ですので、前日までに用意しておくと良いですね。


  1. 保存容器に下準備をした梅と氷砂糖をいれる
  2. お酒を入れてフタをする
  3. ときどき容器を揺すり、味を馴染ませる
  4. 飲み頃になったら完成
漬けてから3ヶ月くらいで、あっさりとした味わいの梅酒が楽しめるようになります。お好みですが、半年〜1年程度経った頃が一般的に飲み頃と言われていますよ。

漬ける期間によって変わっていく味わいを飲み比べても楽しいですね。

■料理にもスイーツにも!梅酒を使ったアレンジレシピ

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梅酒はそのまま飲むだけではなく、料理やスイーツに使って楽しむこともできるんです。梅酒を使ったアレンジレシピもご紹介しますね。

・ゼリー


まずは、梅酒ゼリーからご紹介。簡単に作れる大人のおやつです。

《材料》
・梅酒 180ml
・ゼラチン 8g
・水 100ml
・砂糖 25g
・アップルジュース 100ml

《作り方》
  1. 水と砂糖を合わせて、50℃程度に温めます。
  2. そこにゼラチンを加えて、ゆっくりと溶かします。
  3. 梅酒とアップルジュースとを加えて容器に入れます。
  4. 冷蔵庫で冷やし固めます。
甘くて食べやすいゼリーですがアルコールが入っていますので、お子さんやアルコール摂取を控えている方が間違って食べないよう気をつけましょう。

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・グラニテ


コース料理の合間に出てきて、口直しをするシャーベットのような「グラニテ」。これも梅酒を使って簡単に作ることができます。

《作り方》

  1. 梅酒の水割りを作る。
  2. 平たいタッパーに流し込んで冷凍庫で凍らせる。
  3. 完全に凍ったら表面をスプーンなどで削る。
  4. 容器に盛り付けたら完成。
水の割合は、お好みで調節してみてください。ガラスのおしゃれな容器にいれると、レストランなどの雰囲気が楽しめます。

・お肉の煮込み


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甘酸っぱい梅酒は、お肉の煮込みにも使えます。特に豚肉にぴったりで、角煮や豚肉の煮物にちょっといれると、さっぱりとお肉を柔らかく仕上げてくれます。豚の塊肉を煮るときには、一度梅酒を使ってみてくださいね。

《材料》
・豚・肩ロース(ブロック) 600g
・梅酒 1/2カップ
・醤油 1/4カップ
・にんにく 3片

この材料を鍋でしっかりと煮込むだけで、おいしくさっぱりとしたお肉の煮込みが作れます。

ただし梅酒はアルコール度数が高いため、すべてのアルコールが完全に飛ばない可能性もあります。アルコールの摂取を控えている方は、注意してくださいね。

■梅酒は飲みやすく、割り方もいろいろ

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種類別の梅酒のアルコール度数や自家製梅酒の作り方、そして梅酒の割り方についてご紹介しました。

梅酒は市販品もおいしいですし、自宅でも簡単に作ることができます。おうちで作る場合には、お酒の種類を変えたり、砂糖の種類を変えたり、保存期間を変えることでいろいろと自分好みの梅酒を作ることも可能です。

また梅酒は、さまざまな割り方で楽しむことができます。定番の炭酸割りだけではなく「カルピス」や牛乳、紅茶などいろんなもので割ってみると、アルコール度数も下がり、飲みやすくなります。

そのほかお肉の煮込みなどにも使えますので、ぜひおうちに梅酒を常備されてはいかがでしょうか。アルコール度数は高いので飲み過ぎには注意ですが、お気に入りの飲み方を見つけてみてくださいね。

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