百戦錬磨のエースと初出場の新鋭がペアを組んだ日本は走力の差を突き付けられた。複合男子団体スプリントの後半距離で首位から徐々に後退。最後の直線勝負であっさりとドイツのフレンツェルに屈し、表彰台から転落した渡部暁は「メダルを目の前で失ってしまったので、すごく悔しい」と厳しい表情で語った。
前半飛躍で2人ともヒルサイズに1メートルと迫った。渡部暁は同じ1番手で飛んだ個人ラージヒル金メダルのランパルター(オーストリア)に飛距離も得点も劣った。だが2番手の山本が好飛躍で続き、オーストリアを逆転、2秒の差をつけた。
後半は走力のあるノルウェーを34秒、ドイツを1分12秒リードしてスタートした。しかし泣きどころである走りで踏ん張れなかった。何度となく経験した展開に32歳の大黒柱は「あれだけ飛んだからといって、メダルを取れなければそこまで。ジャンプがいいから、若干慢心があるのかな」と反省した。(共同)
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