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Wednesday, March 24, 2021

家飲み需要が拡大!アルコール類の売り上げが伸長 - PR TIMES


ドラッグストア1店舗あたりの購買金額は、前年同月と比べ16.9%減少し、3か月連続でマイナスでした。食品スーパーマーケットの売り上げは前年同月比3.8%減でした。前年の売り上げを割り込んだのは、消費税増税前の駆け込み需要反動減があった2020年9月以来5か月ぶりです。前年2月には新型コロナウイルス感染症の影響により、消毒関連、マスクといった商材を中心に売り上げを伸ばしていたことから、ドラッグストア、食品スーパーマーケットともに前年を下まわりました。
カテゴリごとの売り上げをみると、ドラッグストア、食品スーパーマーケットともに、アルコール類の「ビール」、「スピリッツ」(チューハイなどを含む)が前年と比べ大きく売り上げを伸ばしました。外食する機会が減り、家飲みの機会が増えている影響と考えられます。

■ドラッグストア
全国ドラッグストアにおける2021年2月の1店舗あたりの購買金額は前年同月比16.9%減少しました。購買金額の前年比が減少するのは3か月連続です。
・客数をあらわす1店舗あたりのレシート枚数は前年同月比23.5%減少しました。
・1レシートあたりの購買金額は8.6%増加しました。1回の来店で「まとめ買い」をする傾向が継続しています。


カテゴリ別伸び率ランキング
・当月、最も売り上げを伸ばしたのは「農産珍味」(むき栗、ナッツ、干しいもなど)で、前年同月比19.6%増でした。
・「竹輪」が前年同月比9.1%増で伸び率ランキング2位、「チーズ」は6.0%増で8位でした。ドラッグストアでは手軽にたんぱく質をとることができる食品の売り上げが好調です。
・6位の「ビール」は前年同月比7.5%増、7位の「スピリッツ」(チューハイなどを含む)は7.1%増でした。リモート飲みや、自宅での晩酌の機会が増えている影響と考えられます。
・在宅時間が増えたことにより、「入浴剤」が3位、「ボディローション・クリーム」は4位と、好調が続いています。ゆっくりと湯船につかり、お肌のお手入れをする習慣が定着してきたのかもしれません。
 


〈参考情報〉 「農産珍味」の月次売上推移(ドラッグストア)
当社の購買データ分析ツール「ドルフィンアイ」で月ごとの売上推移を調査しました。「農産珍味」(むき栗、ナッツ、干しいもなど)の売り上げ金額は、直近1年すべての月で前年を上回っており、特にこの3か月は大きく売り上げを伸ばしています。

■食品スーパーマーケット
・全国食品スーパーマーケットにおける2021年2月の1店舗あたりの購買金額は、前年同月比3.8%減少しました。休校要請や、イベント中止要請が発表された前年2月は、感染症対策商品に加えて、巣ごもり準備のため加工食品などの売り上げも増加していたことから、当年は反動減となりました。
・客数をあわらわす1店舗あたりのレシート枚数が前年同月比9.4%減少する一方、1レシートあたりの購買金額は6.2%増加しました。1回の買い物でまとめて購入する消費スタイルが定着したようです。

カテゴリ別伸び率ランキング
・アーモンドミルクが含まれる「ココアドリンク」は前年同月比58.3%増と大きく売り上げを伸ばしました。「アーモンドミルク」は牛乳、豆乳に次ぐ「第3のミルク」と言われており、ヘルシードリンクとして注目されています。
・当月はドリンク類が5カテゴリランクインしました。家飲み需要の増加により、「ビール」が14.5%増、「スピリッツ」が12.7%増とアルコール類が売り上げを伸ばしました。
・ドリンク類の関連商品として「氷」も13.2%増と売り上げを伸ばしています。
 

〈参考情報〉 「ココアドリンク」(アーモンドミルクなど)の月次売上推移(食品スーパーマーケット)
当社の購買データ分析ツール「ドルフィンアイ」で月ごとの売上推移を調査しました。「ココアドリンク」は直近1年すべての月で売り上げ金額が前年を超えています。

20212月の集計データについて〉
・数値…小数点以下第二位を四捨五入  
・カテゴリ別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
・データ抽出日…月次売上データ:2021年3月16日/カテゴリ別伸び率ランキングデータ:2021年3月24日

カテゴリ売上月次推移データについて〉
・数値…買物指数(レジ通過100万人あたりの購買金額)/月次 
・データ抽出日…2021年3月16日
・「ドルフィンアイ」…True Dataが提供する購買データ可視化ツール。延べ6,000万人規模の購買をもとにしたID-POSデータを搭載 https://www.truedata.co.jp/dolphineye

※全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません

■「新型コロナウイルス影響下での購買行動分析レポート」について


日用消費財メーカー企業を対象に、新型コロナウイルス影響下におけるドラッグストア・スーパーマーケットの購買金額、カテゴリ別などのデータをまとめた月次レポート「新型コロナウイルス影響下での購買行動分析レポート」を提供しています。
本レポートの抜粋版(ドラッグストア版)はこちらからダウンロードいただけます。 
https://www.truedata.co.jp/combat_covid19_report/

【会社概要】
社 名 : 株式会社True Data (トゥルーデータ)
代表者 : 代表取締役社長 米倉 裕之
所在地 : 〒105-0012 東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル 4階
設  立  : 2000年10月10日
資本金 : 11億6051万円
U R L  : https://www.truedata.co.jp/
データマーケティングセミナー(ウェビナー)情報
https://www.truedata.co.jp/news/seminar
お問合わせ
https://www.truedata.co.jp/contact

~事業内容~
1. ドラッグストア、スーパーマーケット等の小売業へのPOS/ID-POS分析システム、ビッグデータマーケティングによるプロモーション・CRM支援やデータ活用の教育支援などの提供、コンサルティングサービスの提供
2.マーケティングパネルデータ (全国購買データベース「True Data」※)を活用したクラウド型製品とサービスの提供
※「True Data」とは
株式会社True Dataが設計、運用する、全国のドラッグストア、スーパーマーケットなどの消費者購買情報を統計化した標準データベース。全国延べ6,000万人規模の購買情報から構成され、性別、年代情報をカバーしています。

株式会社True Dataは、APAC(アジア太平洋)地域のIT情報誌『APAC CIO outlook』にて、APAC地域における「2020年ビッグデータコンサルティング/サービス企業 TOP10」に選出されました。

 

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