2021年05月13日11時56分
茨城県城里町の上遠野修町長(42)は13日、記者会見を開き、医療従事者分の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けたことを明らかにした。キャンセル分の廃棄を避けるためで、副町長や教育長らも打ったと説明。上遠野町長は65歳以上の高齢者ではないが、会見で「行政活動や接種業務を停滞させないためだ」と強調した。
町によると、町内の医療従事者162人への1回目の接種を4月26、28日に実施。キャンセルが12人分発生し、町長らは28日に接種を受けたという。町の事務職員らにも接種した。
町内では一般高齢者への接種も始まっていないが、上遠野氏は「接種業務の責任者なので、早期に受けるべきだと考えていた。私の感染は医療従事者と同様に予防しなければならない」と説明。「特別扱いではない」とも語った。
兵庫県神河町でも山名宗悟町長(62)が町立病院で優先接種を受けていたことが判明。山名氏は13日記者会見し、「病院開設者として感染リスクを考慮し、キャンセル分を接種した。ルール違反ではない」と説明した。
山名氏は4月下旬に副町長を通じ、病院側に優先接種を打診。廃棄分なら問題ないとの回答を受け、高齢者への集団接種が始まった5月6日に接種を受けた。事前に町民に知らせなかったことについては陳謝した。
からの記事と詳細 ( 65歳未満首長、ワクチン接種 「廃棄避ける」など説明―茨城、兵庫 - 時事通信ニュース )
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