エンゼルス大谷翔平投手(26)がメジャー初の先頭打者本塁打を放ち、3試合ぶりの24号アーチでウラジーミル・ゲレロ内野手(22=ブルージェイズ)とともに、再びメジャー本塁打トップに並んだ。

ア・リーグ東地区首位のレイズ戦に「1番DH」で先発出場。今季2度目の1番で1回表先頭の打席に立ち、カウント1-1から89・9マイル(約145キロ)のチェンジアップを捉え、右翼への特大弾。打球は右翼席後方のビジョンを越え、照明付近に吸い込まれた。飛距離は453フィート(約138メートル)と発表された。

また、6月は9本目のアーチとなり、19年6月と並ぶ月間自己最多タイとなった。メジャー日本選手の月間最多本塁打はヤンキース松井秀喜外野手が07年7月にマークした13本塁打。

エンゼルスは25日から13連戦に突入。レ軍との3連戦後は、ニューヨークに移動してヤンキースと4連戦。その後本拠地に戻りオリオールズ、レッドソックスとそれぞれ3連戦と、東地区チームとの対戦が続く。大型連戦の初戦に、力強いアーチとなった。