十五〜十六世紀の鍛冶関連遺構が見つかった勝山市本町二、三丁目の袋田遺跡で二十六日、発掘調査を行っている県埋蔵文化財調査センターが現地説明会を開いた。
遺構は、六区に分けた発掘調査区間(二百五十メートル)のうち、四〜五月に調査した五区で発見。鍛冶の工房跡や、鉄の加工時に出る鉄滓(てっさい)を捨てるための排滓(はいさい)坑などがあり、鍛冶場と結論づけた。租税として鍬(くわ)を納めていたとする一五三九(天文八)年の文献「平泉寺賢聖院々領目録」の記述を裏付ける発見になった。
この日は、...
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