2021/07/08 NEW
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)本拠地で行われたボストン・レッドソックス戦に「2番・指名打者(DH)」でスタメン出場。第3打席に今季第32号ソロ本塁打を放つなど4打数2安打の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。
今季32号アーチを描き、2004年に松井秀喜氏(当時ニューヨーク・ヤンキース)が記録したシーズン31本塁打を上回る日本人最多記録を更新した。
記録達成の瞬間は、同点の5回無死で迎えた第3打席。先発左腕エドゥアルド・ロドリゲス投手が2ボール2ストライクから投じた7球目、内角の84.4マイル(約136キロ)チェンジアップを弾き返した。弾丸ライナーの打球は、そのままライトスタンドに飛び込む32号勝ち越しソロホームランとなった。
初回無死一塁の第1打席では、左安でチャンスを拡大。フィル・ゴセリン外野手の適時打でホームに生還した。第2打席は空三振、左腕ダーウィンソン・ヘルナンデス投手に対した第4打席は見三振となった。
この日の大谷は、4打数2安打1打点1本塁打の成績。打率.279、OPS1.064(出塁率.364+長打率.700)となっている。
また、レッドソックスの澤村拓一投手は、1点ビハインドの6回に2番手としてリリーフ登板。先頭打者に安打を打たれたが、後続を遊併殺打、右飛に打ち取り、3人で1イニングを抑えた。
この日の澤村は、1回(15球)を投げ、被安打1、与四死球0、奪三振0、失点0の成績。防御率2.57、WHIP1.29となっている。
エンゼルスは、初回にゴセリンの適時打などで2点を先制。5回には同点に追いつかれたが、直後に大谷、ジャレッド・ウォルシュ内野手の連続本塁打で逆転に成功した。1点差となった7回には、ウォルシュのこの日2本目の本塁打も飛び出すなど効果的な得点で緊迫した試合を制し、4-5で2連勝を飾った。
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