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Saturday, July 3, 2021

きょうも2発大谷翔平、30発の平均打球速度はメジャーHR平均を7キロ上回る…すごさがデータにクッキリ - スポーツ報知

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◆米大リーグ エンゼルス8x―7オリオールズ(2日・アナハイム=エンゼル・スタジアム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、本拠地でのオリオールズ戦に「2番・DH」で出場。4打数2安打2本塁打3打点で、同点の9回には四球の後に盗塁、そして二塁からの激走でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。メジャートップを独走する30本塁打にも到達した。

 アッという間にスタンドに到達する打球に「ハハハ…」と呆れたような乾いた笑い声。大谷が本塁打を放つと、現地の実況や解説者が唖然としている様子は、日本のファンにもすっかりおなじみ。パワー全開のメジャーの中でも、大谷の驚異的な打球速度が話題となっている。そこでMLBの公式データ(※BaseballSavant)を使い、大谷のメジャー1年目の18年から今季までの4シーズンでの全本塁打データを取得。大谷とメジャーの平均を比較した。

 今季に限ると、大谷が放った30本の本塁打の打球速度平均は175.57キロ。MLB平均は7.07キロ遅い168.5キロだった。大谷は渡米後、各シーズンとも本塁打打球速度の平均がMLB平均を上回っているが、今季はより顕著となっている。(添付のグラフを参照)

 また大谷の本塁打の打球角度は18年の29.95度と比べると、今年は28.23度と、1.72度傾きが緩くなっている。「弾丸ライナー」の度合いがより増した格好だ。

 なお大谷の本塁打で今季最速の打球速度は、6月28日のヤンキース戦初回に放った188.61キロだった。

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