今年4月に日本人として初めて「マスターズ」を制した松山英樹が、7月15日開幕の海外メジャー「全英オープン」(イングランド・ロイヤルセントジョージズGC)を体調不良のため欠場すると、所属事務所が11日、発表した。
松山は米男子ツアー「ロケット・モゲージクラシック」2日目の7月2日に、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性判定が出たため大会を棄権。その後は米国内の自宅に戻って静養を続けていた。所属事務所はリリースで「体調が快方に向かっている一方で、PCR検査の結果は10日時点で依然として陽性判定が出ております。 現在のコンディション、またイギリスへの渡航に関する問題を踏まえ、出場エントリーを取り消すことに決めました」と理由を説明した。
現在も米国の自宅で安静に過ごして回復に努めているといい、「メジャートーナメントの欠場が残念でなりませんが、今後も感染拡大防止と安全対策を徹底してまいります。ファンの皆様には引き続きご心配をおかけしております。いち早く競技に復帰し、最高のパフォーマンスをお見せできるよう本人も努力しておりますのでご理解賜りますようお願いいたします。日々の温かい応援に心より感謝申し上げます」としている。
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