先週行われた2022年米国男子ツアー2戦目「ソニー・オープン・イン・ハワイ」で、最終18番ホールで追いつき、プレーオフではイーグルを奪って優勝した松山英樹。これで米ツアー通算8勝目となり、K・J・チョイ(韓国)と並んでアジア人最多タイの優勝数となった。
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13年4月にプロ転向を表明し、同年6月には「全米オープン」に出場して10位タイ、続く7月の「全英オープン」では6位タイの成績を収めるなど、ルーキーイヤーから米ツアーで功績を残してきた。そんな松山の米ツアー初優勝は14年の「ザ・メモリアルトーナメント」。トータル13アンダーで並んだケビン・ナ(米国)とのプレーオフを制した。日本人選手の米ツアー制覇は、青木功、丸山茂樹、今田竜二に次ぐ4人目で、最年少での優勝、当時松山は22歳だった。
時は経ち、松山はいま29歳。現在30歳未満の米ツアー選手との通算勝利数を比較すると28歳のジャスティン・トーマス(米国)が14勝、同じく28歳のジョーダン・スピース(米国)が12勝を挙げており、それに続いて3位にランクイン。同じく8勝にはブライソン・デシャンボー(米国)が並んでいる。
世界ランク1位の27歳ジョン・ラーム(スペイン)は6勝、同2位の24歳コリン・モリカワ(米国)は5勝で、まだ松山には及ばない。
松山は2月25日で30歳。次戦は1月26日開幕の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」の予定で、はやくも20代9勝目を期待せずにはいられない。
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