馬毛島基地整備「決定」巡り 国が地元説明[01/12 16:06]
国が、これまでアメリカ軍の訓練移転と自衛隊基地整備の「候補地」としてきた馬毛島を「整備地」に決定したことについて、防衛省は12日、鹿児島県西之表市の八板市長を訪ね、経緯を説明しました。
(防衛省地方協力局 北川高生・防衛書記官)「馬毛島を『候補地』ではなく、FCLP施設として使用することを前提とした自衛隊馬毛島基地の建設場として決定した旨を説明する」
国は、西之表市・馬毛島に自衛隊基地を整備しアメリカ軍の訓練を移転させる計画で、防衛省の担当者が12日午後2時半に西之表市を訪れ、市長と面会しました。
そのなかで去年12月、政府予算案の馬毛島関連の整備費が閣議決定されたことを受け、これまで自衛隊基地の「候補地」としていた馬毛島を「整備地」と決定したこと。そして今月7日、外務・防衛の日米閣僚協議「2+2」で、米政府にも馬毛島の「整備地決定」を伝えたことを報告しました。
(防衛省地方協力局 北川高生・防衛書記官)「地元に対して説明を行い、理解を得る努力をしたいと考えている。安全保障は時間との勝負」
これに対し、計画に反対の立場の八板市長は「納得いかない」と述べました。
(西之表市 八板俊輔市長)「納得いかない。いつのまにか決まっていたといわれ、市民は混乱している。私もどう受け止めていいか」
(防衛省地方協力局 北川高生・防衛書記官)「住民の方々に不安にならないよう丁寧に説明していきたい。環境アセスのプロセスが終わるまでは馬毛島で工事を始めることはない」
防衛省は、このあと南種子町に、13日は県庁で塩田知事に、馬毛島の整備地決定などについて説明する予定です。
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