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Saturday, April 16, 2022

米実弾訓練開始 大分の演習場、説明会欠席のまま - 産経ニュース

防衛省九州防衛局が実施した住民らへの米軍訓練の概要説明会で、質問に答える遠藤敦志企画部長=16日午後、大分県由布市

在沖縄米海兵隊は16日、陸上自衛隊日出生台(ひじゅうだい)演習場(大分県)で約2年ぶりとなる実弾射撃訓練を始めた。防衛省九州防衛局が実施した住民らへの訓練の概要説明に、当初予定されていた米海兵隊側の同席が見送られたほか、17日の予定だった訓練公開も中止になった。大分県は「情報開示の後退で遺憾だ」と抗議している。

訓練は令和2年2月以来15回目で、2日間の予備日を含め27日まで。16日は、射撃が午前8時45分ごろ始まった。海兵隊員約320人が参加し、日出生台での訓練では過去最大規模。県は現地に連絡所を設けている。

2年の訓練では、地元自治体と交わしている確認書の砲撃終了時間を超えるなどしたため、地元の不信感が高まった。この日の米側の説明会欠席は、日米間の調整が整わなかったとして15日に急遽(きゅうきょ)決定。同防衛局の遠藤敦志企画部長は、米側欠席と訓練公開中止を謝罪し「米側と調整し、情報提供に最大限努める」とした。

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