米軍の無人偵察機「MQ9」を海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)に一時展開する計画を巡り、鹿屋市議会は26日の全員協議会で、防衛省側から説明を受けた。
説明によると、8機を7月頃から1年間運用し、整備要員ら米空軍150~200人が駐屯。MQ9は、三重の飛行制御システムを保持しており、一つが不調でも残りのシステムによって制御できるという。
説明後の質疑応答で、市議からは「MQ9が過去に事故を起こした例はあるか」「住民の安心安全をどう守るのか」などの質問が出た。
同省は「事故を起こしたことはあるが、死傷者が出たことはなく、事故の度に改善策を立てている」と回答。安心安全の方策として、同省職員を市に派遣することを検討したり、市と協力して事故発生時の連絡体制を築いたりすることを伝え、理解を求めた。
終了後、花牟礼薫議長は報道陣の取材に「防衛省には引き続き丁寧な説明を求める。市民が感じている不安を米軍に伝えてほしい」と話した。
27日には、基地関係者や周辺の町内会長らでつくる「市基地関係連絡協議会」に対し、同省側が説明する。
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