山際大志郎経済再生担当相が24日夜、岸田文雄首相に官邸で辞表を提出した後、記者団に語った主な内容は以下の通り。
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--辞任の理由は
「(衆参両院の)予算委員会が一巡して、これからの国会審議などを考えたときに、このタイミング(での辞任)を逃すわけにいかないと思って(辞表を首相に)渡しに行った」
--月末に総合経済対策の取りまとめなどが控えるが、自身の責任は
「大変重たいと思っている。考えた中で、このタイミングしかないと思った」
--何が問題だったと考えているか
「政府の一員は国民にきちんと説明責任を果たさなくてはいけない。(過去の会合出席などの)資料を1年ごとに片付けており、自分で過去の出来事を調べられない状況にあった。外部から指摘され、それを説明する後追いの説明になった。結果として、政権に迷惑をかけることになった」
--議員辞職しないのか
「(世界平和統一家庭連合=旧統一教会=や関連団体の)会合に何度か出席したことが、当該団体に信用を与えるような結果となったことは深く反省しているし、これからはそういうことがないようにやっていきたいと申し上げてきた。法に触れるようなことをやったわけではないので、(議員活動は)信用を取り戻すために続けたい」
--早いタイミングで辞任を検討しなかったのか
「説明責任を果たすことに全力を挙げてきた。さまざまなことがある中で今日に至った」
--旧統一教会との関係は説明できたと考えるか
「何か深い関係があったわけではないので、説明できなかったのは事実だ。今日も国会で申し上げたが、20年間政治活動をやってきた。数千、数万の会合に出ている。それを全部覚えていることの方が自然でないと思う」
--辞任は自身の決断か、首相から話があったのか
「もちろん自分の決断だ」
からの記事と詳細 ( 「後追いの説明になった」 山際氏、辞表提出後の会見でも釈明 - 産経ニュース )
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