プロボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)が26日、WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(30=BMB)との王座統一戦(11月1日、さいたまスーパーアリーナ)を控えて都内の所属ジムで練習を公開した。一問一答は以下の通り。
--減量は順調か。
京口 あと2キロ前後。しっかり食べて調整できている。順調です。
--勝利のイメージは。
京口 自分はあまりイメージはしない。勝負事ですし、やってきたことが結果につながると思っている。
--一軒家での生活はいつから。
京口 24日からスタッフと。ジムの往復や食事など、サポートもすべてスタッフに任せて、ストレスがない。試合に集中できる環境をつくってもらってありがたい。
--海外防衛の経験はどんなところで生きている。
京口 日本は何でも対応できる環境だけど、海外は言葉も通じないし、何でも都合よくはいかない。それを乗り越えてきたという強い自信がある。日常も試合当日もどんな状況になっても対応できると思う。
--同じ興行で岩田翔吉(帝拳)の挑戦を受けるWBO世界ライトフライ級王者のジョナサン・ゴンサレスが京口の勝利を予想して、勝てば統一戦を希望しているが。
京口 自分以外のカードについて思うことはあまりない。(統一戦は)僕が決めることじゃない。先のことは今は興味ない。(今回の試合を)クリアすれば出てくるかも。
--一軒家での合宿生活は。
京口 トレーナーら3、4人。週末から(同じジムに所属する)谷口(将隆、WBO世界ミニマム級王者)も加わって全員泊まり込み。そういう生活を共有するのは士気が高まる。洗濯から食事までサポートはありがたい。今朝はフルーツ、おにぎり1つ。あったかいそば、温野菜、ひじきを作ってもらった。自分で持ち込んだものは体重計。
--空いた時間は何をしているのか。
京口 ユーチューブを見たりしている。昔の映像を1時間半くらい見た。チャベス、マルケス、パッキャオとか。チャベスは(メンドリック)テーラとの試合。参考にするために見たわけじゃないけど、すげーなと。ハーンズーハグラー戦は1ラウンドからどつき合い。いろんな刺激になった。
--過去の対戦者と比較して寺地は。
京口 僕の中では一番強い相手。それは素直に認める。強敵だと思います。
--マッチルーム社のハーン社長からのメッセージ動画を見てどう感じた。
京口 期待していただいている。ロマゴンにならないと、という思いが強くなった。来年以降もこういう形でやっていきたいという内容だったので、頑張りたい。
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