【ワシントン＝海谷道隆】米国のペンス副大統領は４月３０日、新型コロナウイルス対応のための人工呼吸器の製造現場を視察した際、マスクを着用した姿を見せた。先日マスクをせずに病院を回り、批判を浴びたことを踏まえ、軌道修正を余儀なくされたとみられる。
ペンス氏が訪れたのは、中西部インディアナ州の自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）の工場で、マスクを着用して従業員らを激励して回った。ＧＭは、政府が企業に重要物資の優先的な生産を要求できる「国防生産法」の発動を受け、人工呼吸器を製造している。
ペンス氏は２８日の病院視察時に、病院が義務付けていたにもかかわらず、マスクを着けなかった。定期的に検査を受けており、「感染していない」ため、必要ないと説明していた。
トランプ氏は３０日、記者団から視察に出た際に着用するかどうかを問われ「状況次第だ。着けることに何ら異存はない」と語り、態度を明確にしなかった。
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May 01, 2020 at 08:43AM
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「感染してないから不要」と説明のペンス米副大統領、一転してマスク着用 - 読売新聞
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