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Sunday, July 5, 2020

過度な演出、“借り物の言葉”に注意 オンライン学校説明会で志望校を見極めるポイントは〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

 コロナ禍ではあらゆる場面でイレギュラーな対応が迫られるが、中学受験もその例に漏れない。体育祭や文化祭を見に行くことが出来なかったり、学校説明会がオンラインになったりと、学校に足を運ぶ機会が減る中、志望校を選ぶ際にはどんなことに気を付けたらいいのだろうか。AERA 2020年7月6日号では、「学校説明会がオンラインになった場合」に注意すべき点について、教育ジャーナリスト・おおたとしまささんに聞いた。 【学校選びに戸惑う子どもに親から伝えてほしいメッセージとは?】

*  *  * ●学校説明会がオンラインになってしまった  文化祭や体育祭が生徒たちの雰囲気を知る機会であるとするならば、学校説明会は教員たちの雰囲気を知る機会である。壇上で話す教員だけでなく、脇を固める教員たちがどんな表情をしているか、どんな口調でお互いにコミュニケーションをとっているのか、どういう物腰で保護者に対応するのかという部分から、職員室の雰囲気が伝わってくる。配布資料や話の内容よりも、その雰囲気を感じることにこそ意味がある。  しかしオンラインではそれもままならない。代わりに次の2点に注目してほしい。 ・わざとらしい演出がなされていないか ・借り物のカタカナ言葉が多用されていないか

 オンラインであれば、IT企業のプレゼンのような凝った演出がいくらでも可能である。しかし学校説明会はビジネスパーソンのプレゼンとは違う。それよりはむしろ“お見合い”に近い場だ。“盛る”のではなく“素の自分”を出してくれる相手でないと信用できない。  自分をある程度よく見せようとするのは仕方がないにしても、限度を超えれば「格好つけすぎ」に映るはず。過度な演出は、なんらかのコンプレックスの裏返しだと考えるべきだろう。  また、はやりのカタカナ言葉を多用する学校もまゆつばだ。学校ホームページや学校パンフレットも同様のことが言える。  世の中の変化を敏感に捉えていることは評価できるが、それを実際の教育にまで浸透させている学校は、借り物の言葉をそのまま使用したりはせず、自分たちの教育理念や建学の精神に照らし合わせて必ず自分たちの言葉に言い換えて使用する。それが借り物のままなら、むしろ世の中の変化に振り回されている証しだと見ていい。(教育ジャーナリスト・おおたとしまさ) ※AERA 2020年7月6日号より抜粋

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July 06, 2020 at 06:00AM
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