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Friday, September 11, 2020

【一問一答】巨人・原監督「巨人軍であれ。個人軍ではない」 - サンケイスポーツ

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原監督は花で「1067」と描かれた特製パネルを手に亀井(左)、坂本(右)と記念撮影した (撮影・蔵賢斗)

原監督は花で「1067」と描かれた特製パネルを手に亀井(左)、坂本(右)と記念撮影した (撮影・蔵賢斗)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人2-1ヤクルト、14回戦、巨人9勝4敗1分、11日、東京D)巨人・原辰徳監督(62)が11日、故川上哲治氏(享年93)を超える球団歴代最多の監督通算1067勝目を挙げた。原監督は試合後、歴史に名を刻んだ気持ちなどを熱く語った。

 --川上氏を超えて、率直な気持ちは

 「本当に数字だけ一つ超えられたけど、その数字だけではないという部分において、まだまだ僕自身も未熟者だと。しかし、巨人軍の長い歴史の中で歴代1位になったというのは大変ありがたく、皆さまに感謝申し上げます。ただ一年一年の勝負の中でまだ戦い半ばですから、浸る余裕は全くありません。また明日から同じ精神状態で戦いを挑んでいきたい」

 --チーム作りで大事にしていることは

 「やはり勝利至上主義。よく僕は『巨人軍であれ。個人軍ではない』と。ジャイアンツが勝つために、実力至上主義という中でチームをつくっていく。チームの和というものはとても大事ですけど、私自身がそのことを間違えてしまうと、チームの和も結束力もなくなってしまうと思います」

 --トーリ氏、王氏、長嶋氏からメッセージが 

 「監督1年目の43歳の時、早く追い付きたいと最初に思った3人の監督からメッセージをいただけた。大変うれしい」

 --85年の巨人の歴史で、監督を務めたのは12人。その重みは

 「本当に浸っているというのは、できない世界。明日からまた勝負は横一線からスタートする。今日のような厳しい戦いになるわけですから。この数字があるからジャイアンツが優位に働くとかそういうことはまったくありえない。しっかりと明日からまたしっかり戦っていきたい」

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