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Wednesday, October 28, 2020

バルセロナ、デンベレ&メッシ弾でユーヴェのホームを初攻略!イタリアの盟主はモラタのゴール取り消しハットに泣く - Goal.com

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28日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループG第2節、ユヴェントス・スタジアムでのユヴェントス対バルセロナは2-0でバルセロナの勝利に終わった。

グループGの首位を狙うイタリア&スペインの両巨頭の対戦。ちなみにバルセロナはユヴェントスのホームで勝ったことが一度もなく(3分け3敗)、近い形で収めた勝利はユヴェントスのホーム扱いで行われた2015年のCL決勝だった。今回はテア・シュテーゲンの負傷、ピケの出場停止、ブスケッツのベンチで、当時のメンバーのスタメンはメッシ、ジョルディ・アルバのみとなった。またクリスティアーノ・ロナウドは新型コロナから回復せず、メッシとの3年ぶりの再会はグループリーグ後半戦までお預けとなった。

立ち上がりはバルセロナが猛攻を仕掛け、GKが弾いたピャニッチの強烈ミドル、左ポスト直撃のグリーズマンのフィニッシュと次々に決定機を迎える。その勢いは徐々に収まっていくが、それでもスコアを先に動かすことに成功。14分、メッシのサイドチェンジを受けたデンベレがペナルティーエリア手前右までボールを持ち込みシュートを放つと、これがユヴェントスDFの出した足に当たってコースが変わり、曲線を描きながら枠内に左に収まっている。

対して、ユヴェントスは失点直後にモラタのシュートで同点に追いついたかに見えたが、これは彼らしいと言うべきかオフサイドの判定に。前アトレティコ・マドリーFWはさらに30分、クアドラードのクロスを直接押し込んだが、またもオフサイドポジションだったためにゴールは取り消されている。前半は時間が経つに連れてユヴェントスが攻撃を仕掛け、バルセロナが速攻からメッシを探る展開となり、しかしそれ以上はスコアは動かず折り返しを迎えた。

ハーフタイム、クーマン監督は負傷したアラウホに代えてブスケッツを投入。ブスケッツがピャニッチと2ボランチを組み、フレンキー・デ・ヨングがラングレとともにセンターバックを務めることになった。そうして開始した後半、57分にはエリア内のルーズボールから三度モラタが枠内にボールを押し込む。が、これは片足分オフサイドで、VARの介入を交えたゴール取り消しのハットトリックが成し遂げられている。対するバルセロナは、速攻から前を向くメッシを起点に次々にシュートチャンスを迎えるが、決め切れない状況が続いた。

66分、クーマン監督は2枚目の交代カードを切り、デンベレを下げてアンス・ファティをピッチに立たせる。バルセロナはその後、ソリッドな守備でユヴェントスを寄せ付けず、メッシと17歳とは思えない落ち着きと驚異的なボール扱いを見せるペドリが攻撃を牽引。しかし何度決定機を創出しても、物にできない状況が続いた。

ピルロ監督はベルナルデスキ、そして元バルセロナのアルトゥールを入れて攻勢を強めようとするが、デミラルが2枚目のイエローカードで退場となり数的にも不利に陥る。これでユヴェントスの勢いは落ち、バルセロナが落ち着いた守備とボール回しで追加点を目指すと、88分にA・ファティがエリア内でベルナルデスキに倒されてPKを奪取。キッカーのメッシが枠内左にシュートを突き刺し、ユヴェントスに引導を渡している。バルセロナは7度目の挑戦にして、ついにイタリアの盟主のホームで勝利をつかんだ。

なおグループGのもう一試合、フェレンツヴァロシュ対ディナモ・キエフは2-2のドローで終了。同グループの順位は首位バルセロナ(勝ち点6)、2位ユヴェントス(勝ち点3)、3位ディナモ・キエフ(勝ち点1)、4位フェレンツヴァロシュ(勝ち点1)となっている。

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