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ホワイトハウスのディーズ国家経済会議(NEC)委員長は24日、バイデン政権が掲げる1兆9000億ドル(約197兆円)規模の経済対策案について超党派の上院議員16人に説明を行う。だが、中道派の議員グループからは冷たい反応を受ける可能性がある。
共和党議員8人を含む議員グループへの説明は24日午後3時(日本時間25日午前5時)から電話で行われる。
バイデン大統領のチームは、経済対策案を民主党だけでなく 共和党の支持も受けて成立させたい意向を示している。同時に上院民主党は「財政調整措置」と知られるプロセスを使い、経済対策法案の一部を同党だけの単純過半数で可決させる選択肢も持つ。
この日の電話協議に参加予定のロムニー議員(共和)は、昨年末に9000億ドル規模の経済対策が成立していることを踏まえ、バイデン氏が提案した規模を「衝撃的」と表現。24日のFOXニュースの番組では、連邦債務の拡大を理由に追加経済対策は新型コロナウイルス禍対応に限定すべきだと述べた。
またラウンズ議員(共和)はNBCの番組で、連邦最低賃金の引き上げ案など、追加経済対策の複数の項目に疑問を呈した。
一方、クレイン大統領首席補佐官はNBCの同じ番組で「最低賃金の引き上げは今回の緊急支援パッケージに盛り込むべきだと考えている」と述べ、その必要性をあらためて強調した。
原題: White House to Pitch Wary GOP Senators on $1.9 Trillion Plan (1)(抜粋)
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