女性問題で2カ月半の活動停止処分が明けた競泳男子の瀬戸大也(26)が、ジャパン・オープン第1日の4日に400メートル個人メドレーで復帰する。昨年9月以来の試合を前に3日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで練習。同種目は予選からライバル萩野公介と同組で隣のレーンとなった。
今大会は200メートル、400メートルの個人メドレー、200メートルバタフライの3種目を予定。昨年9月にANAから所属契約を解除されており「TEAM DAIYA」という登録で出場する。エントリーが発表された1月11日には「昨年は、私の行動で多くの方々にご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。処分中に家族、水泳連盟、JOC、その他たくさんの方々とお話をさせていただき、自分を振り返ることで、いかに自分が恵まれた環境にいて、身勝手な考えをしていたかを痛感しました」と謝罪コメントを発表している。
活動停止期間中は、個人練習を続けてきた。復調傾向の萩野は今大会の個人メドレー2種目に出場予定。瀬戸は復帰後初レースの400メートル個人メドレー予選も含めて、ライバルと2種目で直接対決を迎える。
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