昨年までレーシング・ポイントとして参戦していたチームは、今年からアストンマーティンF1チームとして参戦。有名な自動車メーカーの名前がF1世界選手権に戻ってくるのは、1960年のF1イギリスGPを戦いったDBR5以来、61年ぶりとなる。
アストンマーティンF1は、3月3日(水)に2021年のF1世界選手権を戦うマシン『AMR21』を披露。翌4日(木)にはシルバーストンに移動し、伝統のブリティッシュグリーンのマシンのシェイクダウンを実施した。
フィリミングデーを利用したシェイクダウンは、ピレリのデモ用タイヤと100kmの走行制限(シルバーストンのグランプリコースでは16周)があるが、生憎のウェットコンディションのなか、セバスチャン・ベッテルとランス・ストロールが問題なく走破した。
4回のセバスチャン・ベッテルにとって、アストンマーティンF1は5チーム目となるが、メルセデスのF1エンジンを走らせるのは初めて。また、旧型車でのテストができないカスタマーチームのため、移籍後初走行となった。ヘルメットはチームのスポンサーであるBWTのスキームに合わせてピンクのカラーリングが施された。チームメイトのランス・ストロールは、ピンクではなく、チームカラーに合わせたブリティッシュグリーンに象徴的な“アストンマーティン・ウィングス”が施したヘルメットを着用した。
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