国の「まん延防止等重点措置」の適用が16日から始まり、対象となる金沢市では終日、酒類提供の自粛が求められます。 15日夜、金沢市の歓楽街片町エリアの飲食店には、常連客らが駆け込みで訪れ、酒が飲める「最後の夜」を楽しむ姿が見られました。木倉町のスペイン料理店では16日から酒の提供をやめ、食事だけでも楽しめるよう料理の味付けを変えることにしています。 「ゆっくりとした時間を過ごすため、どうしてもお酒というキーワードが必要な形でやっていたお店なので、がっかりというかどうやっていいかわからない。今回は言うことをきく、次回はたぶん言うこと聞かない。じゃないと廃業の道をたどるしかない」（スペイン料理 アロス・石浦 隆史店長） 石川県は重点措置の適用に合わせ、飲食店への時短営業の要請を来月13日まで延長。金沢市では終日酒類提供の自粛が求められ、応じない店には協力金が支給されません。 「残念ですね。仕方ないけど…家でビール飲みます」（片町を訪れた男性） 重点措置の適用期間は来月13日までです。
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