■夜の渋谷は…ラーメン店に列も
24日夜8時過ぎの東京・渋谷を歩きました。営業している店では、お酒とみられるものを手に持ち、大勢の客がマスクを外して会話していました。別の店でも、店内に多くの人が残っていました。ラーメン店の前には入店待ちなのか、列ができていました。
夜が深まっても、通りには「密」と言えるほど多くの人が行き交っていました。
緊急事態宣言は、沖縄以外の9都道府県の期限まであと1週間。政府内では延長について検討されていますが、渋谷にいた仕事帰りの20代2人組は「(宣言解除でも延長でも)私は変わらない。緊急事態宣言の時も、遊んでいた時があったので、あんまり変わらないかなという感じです」と話しました。
■若者の10.5%「路上・公園飲み」
東京都が15歳~30代の1300人を対象に行った調査によると、今年に入って「路上飲みや公園飲みをやったことがある」と回答した人は10.5%でした。一方、緊急事態宣言中の通学や仕事以外での外出については、約7割が「週2日以内」に控えていることが分かりました。「週0日」が25.2%、「週1日」が27.7%、「週2日」が19.2%でした。
仕事帰りの会社員(20代)
「(仕事以外の外出は)週1~2日ですかね。毎週、平日は会社と家の行き帰りです。シンプルに、リフレッシュしたいので土曜日にランチしたりします」
――飲み会は一切、出ていませんか?
「ないですね。やってもオンライン飲みとかになるので」
多くの人は率先して我慢を続けています。
■京都・鴨川でゴミ散乱…ナゼ
一方、緊急事態宣言下の京都・鴨川の周辺では、24日朝7時過ぎ、「ポイ捨て禁止」と書かれた看板の周囲に、ゴミが散乱しているのが確認されました。
この様子を写真に収めた、鴨川を定点観測している杉村啓さんによると、5月に入って急にゴミが増え始め、特に多いのは酒のビンや缶、食べ物の容器だということです。
杉村啓さん
「夜通しおそらく騒いでいて、飲んでいたんだなみたいなグループも見たりとかもあります。最大9人くらい集まっているのを見ました。若い人たちでした」
■“インド型”変異株クラスター
感染拡大を抑えるために、人出を減らすことが求められています。東京の新たな感染者は340人でした。300人台は4月12日以来で、前の週の同じ曜日の人数を11日連続で下回りました。重症者は7人増えて68人でした。
また、都内で新たに30代と40代の男性5人が、インドでまん延している変異ウイルスに感染していたことが判明しました。いずれも海外渡航歴はなく、同居する10数人の中に南アジアへの渡航歴がある人がいたということで、保健所は「変異ウイルスクラスターが起きた」とみて、調べています。
小池都知事
「また人の流れが戻ってきていることも気にかかるところであります。(新規感染者数は)減少はしているものの、ここは非常に重要なところだと思っておりますので、引き続き、さまざまご協力いただきたい」
(5月24日『news zero』より)
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