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梅雨入り前にかかわらず、3日連続の真夏日を記録した東京都。10日の新規感染者は439人でした。28日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回っています。 直近7日間の1日あたりの平均は392人で、前の週と比べて82.4%となりました。 緊急事態宣言の期限まで10日を切るなか、数字の上では徐々に減少傾向となっていますが、このまま素直に収束するというわけにはいかないようです。 ■「下げ止まり」の理由は“人流増加”か 東京iCDC専門家ボードの賀来満夫座長は「継続的な人流増加の影響で、近く新規感染者が下げ止まり、感染再拡大へと転じる可能性が高く、強い警戒が必要です」と話します。 理由としてあげられたのが、人出の増加です。 繁華街では4週連続で増えていて、特に夕方から夜にかけての人流の増加が目立つといいます。 実際、10日、日が暮れてから東京・渋谷を取材すると、あちらこちらで路上飲みをする人の姿が見られました。 また、アルコールを提供する店も多く、いずれの店も大勢の客でにぎわっていました。 こうした状況に対して、専門家の東京都医学総合研究所の西田淳志センター長は「夜間滞留人口というのは、やはりマスクの着用率も落ちる。それはアルコールの飲用が影響していると思われるが、今後数週間にわたってしっかりと夜間の滞留人口、そして土日のレジャー人流につきましても、抑制していく必要があると思います」と話します。 ■「接種で余力なし」再拡大なら医療逼迫も 感染再拡大のリスクとして懸念されているのは、人出の増加だけではありません。感染力が強いとされるインド型変異ウイルスのまん延です。 東京都医師会の猪口正孝副会長は、「L452R株(インド型)で感染が拡大すると、一気にまた(病床)逼迫(ひっぱく)する。まだ、そういうレベルである。今ワクチン接種であらゆる医療人が駆り出されていて、余力が本当にない状態になりつつある」と話していました。
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