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Sunday, July 4, 2021

独、難民にもワクチン 母国語で説明 - 毎日新聞

 ドイツで人口の約2%に当たる約190万人の難民への新型コロナウイルスワクチン接種が着々と進んでいる。紛争や迫害から逃れた難民らは、言葉の壁やワクチンへの不信感などの問題を抱える。脆弱(ぜいじゃく)な立場に置かれる難民を感染から守ろうと各地の自治体が粘り強い支援を続けている。

 首都ベルリン郊外の森の中。建ち並ぶ難民用の仮設宿舎の前で6月上旬、ベルリン市によるワクチンの説明会が開かれた。市担当者の呼び掛けに応じ、若い男女や親子連れが集まった。

 ドイツ語を理解しない人も多く、ペルシャ語やアラビア語、トルコ語などを話すスタッフが待機し、母国語で効果や副反応、リスクを説明する。接種を希望する人には後日、医師が宿舎を訪れて米ファイザー製のワクチンを打つ。

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