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Tuesday, July 20, 2021

福島のPCB廃棄物処理 室蘭での説明会で懸念相次ぐ|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

原発事故に伴って国が指定した福島県内の地域から出たPCB廃棄物を室蘭市で処理する計画をめぐり20日、住民説明会が開かれ、参加者からは放射性物質の影響を懸念する声が相次ぎました。

環境省が室蘭市で開いた住民説明会にはおよそ90人が参加しました。
この中で環境省の担当者は、東京電力・福島第一原子力発電所の事故のあと国が福島県内に指定した「汚染廃棄物対策地域」で発生した有害物質のPCB=ポリ塩化ビフェニルを含む廃棄物を室蘭市にある施設で処理する計画を改めて説明しました。
その上で、運び込む廃棄物は放射性物質の影響を繰り返し確認し安全対策をするほかトラックで最大2台ほどの量にとどまるとして理解を求めました。
これに対し参加者からは「安全確認をする放射性物質の種類が少ない」という指摘や「放射性物質を体内に取り込んでしまうと少量でも影響が大きい」などといった声が上がりました。
環境省廃棄物規制課の神谷洋一課長は「放射性物質による影響はないことを説明したが納得してもらえなかった。今後どのように説明していくか検討していきたい」と話していました。

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