RKK熊本放送
今年５月に益城町で起きた浸水被害をめぐり共産党は熊本県に対し住民への説明責任を果たすよう求めました。 益城町福富では、今年５月１７日の大雨で妙見川が氾濫し、住宅の浸水や道路の冠水被害が相次ぎました。 ６日県庁を訪れた共産党益城支部のメンバーは、氾濫したのは近くの県道４車線化工事に伴う仮設の橋が原因ではないかとして、県に対し住民説明会を開き被災者の声を聞き、補償を行うよう求めました。 「（住民が）住民説明会をして対応するよう申し入れしたが県も町も住民説明会はしない、個別に対応すると言っていて非常に不誠実である」（益城町議会・共産党議員） これに対し県は、設計や施工に問題はなかったとしたうえで氾濫の原因は、５月としては異常な大雨で橋脚に木が引っかかるなど川の流れが妨げられたと説明し、要望書への回答については「検討する」と答えるにとどめました。
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