名古屋市の河村たかし市長(72)が12日、同市役所で会見。東京五輪ソフトボール日本代表・後藤希友投手(20)=トヨタ自動車=の金メダルを無断で噛み、「恋愛禁止か?」と聞くなどした問題に関して、独特の河村節で反省した。同日に、後藤投手のメダルが新しいものに交換されることが決定。河村市長は、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)から指導を受けたことも明かし、セクハラ批判には独自理論を展開するも、13日にハラスメント講習会を受けるとした。
河村市長は、大炎上した問題について「ゴールドメダリストへのリスペクトに欠けとった」「行きすぎた発言がございまして、深く反省しております」と謝罪。山下会長から「指導をいただきました」と明かし、メダル交換費用は個人で支払う意向を伝えたという。
河村市長は4日に市役所を訪れた後藤投手に対し、メダルを噛んだ後も、「でっきゃ~な(でかいな)」「恋愛禁止か?」「ええ旦那もらって」などと発言していた。
この日、セクハラの認識を聞かれると、「セクハラだと思った場合は言いません!」と返すも、「『彼女おるかね?彼氏おるかね』と言いますと、一気に若い子の場合はリラックス。小さい子にも『大好きな女の子おる?』とか言うと、みんな喜びますわな」と、またも火に油を注ぎかねないトークを繰り出す一幕も。「セクハラ…そういう意識はなかったんですけど、今後は言わない」とし、「明日もハラスメントの講習会をやってくれるそうだし」と、セクハラについて講習を受けることを明かした。
市役所には苦情が殺到し、15日のパラリンピック聖火行事も欠席することが発表された。河村市長は「パラ五輪は別格。出てゃ~わと言ったんですが」と、自身は出席したいと食い下がったが、周囲に説得されたという。
市政運営が滞る事態を問われると「自分のことで誠に申し訳なかった、と繰り返して言うしかしょうがないでしょ」と発言。取材側から「投げやりな態度」と指摘されると、「投げやりじゃないけど、まぁ、今回のことは申し訳ありませんでした」と返した。
後藤投手が所属するトヨタ自動車は、「あるまじき行為」と批判するなど厳しい姿勢を示しており、河村市長はトヨタからその後のリアクションはあったかと聞かれると「ないですね」。責任の取り方を追及されると「それは考えます」と語った。
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