馬毛島基地配置案など説明…防衛省 西之表市長らと面会 - 読売新聞

　鹿児島県西之表市・ 馬毛（まげ） 島への米軍空母艦載機の離着陸訓練（ＦＣＬＰ）の移転計画に伴う自衛隊基地整備を巡り、防衛省は２０日、整備に伴う交付金の支給案や施設の詳細な配置案などを市に説明した。

　防衛省によると、交付金は、在日米軍の再編により影響を受ける自治体への「米軍再編交付金」の活用や、ジェット機の離着陸の影響がある自治体への「特定防衛施設周辺整備調整交付金」などを想定している。

　また、施設の配置については、南北に延びる滑走路の東側に管制塔や隊員の宿泊のための施設を、西側に訓練施設などを配置する。安定的な運用のため、馬毛島の東側にある種子島に管理事務所のほか、自衛隊が使うヘリポートを整備する計画という。防衛省の担当者らは西之表市役所を訪れ、八板俊輔市長に面会後、市議会に説明した。市長は基地整備に反対している。

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