2022年8月4日(木) 午後4時~5時 |
ソフトバンク株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮川 潤一 ソフトバンク株式会社 取締役 専務執行役員 兼 CFO 藤原 和彦 |
要旨
決算説明会では、「2023年3月期 第1四半期 連結業績」について、社長の宮川より説明しました。
2023年3月期
第1四半期 連結業績
全社業績
- 2023年3月期 第1四半期の売上高は1兆3,620億円、前年同期比0.4%増。
- 営業利益は2,471億円、同13%減。
- 親会社の所有者に帰属する純利益は1,285億円、同15%減。
- 通期業績予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高23%、営業利益25%、親会社の所有者に帰属する純利益24%と、計画通り進捗。
セグメント別業績
コンシューマ事業
- 前年同期比4%減収、同16%減益。通信料値下げ影響や獲得関連費の増加などが影響。なお、通信料値下げによる減益影響は、2022年度を底に次年度以降は大幅に縮小を見込む。
- 営業利益の通期業績予想に対する第1四半期の進捗率は32%と、期初想定より順調に推移。
- スマートフォン累計契約数は前年同期末比7%増。また、スマートフォンおよび主要回線の純増数が前年同期比で大幅に改善。
法人事業
- 前年同期比3%増収、同5%減益。2022年3月期 第1四半期に発生した一時的な費用の戻し入れの影響(27億円)を除けば2%の増益。
- ソリューション等の売上高が前年同期比12%増と引き続き好調。
- ソリューション等売上のうち7割超を占める“継続収入”は前年同期比12%増。安定的な業績拡大に貢献。
ヤフー・LINE事業
- 前年同期比5%増収、同3%減益。成長に向けた採用強化に伴う費用の増加などが影響。
- 国内物販eコマース取扱高は前年同期比6%増。
PayPay
- 2022年6月末時点の登録者数は4,800万人超。当四半期の決済回数は11.1億回。
- 決済取扱高(GMV)は1.7兆円と前年同期比38%増。
PayPay(株)の連結子会社化
- PayPay(株)は、事業育成期から本格的なマネタイズ期に移行。
- 当社およびZホールディングス(株)の顧客基盤やサービスと「PayPay」をより深く連携させ、PayPay(株)および当社グループの企業価値を最大化するため、両社が共同経営する中間持株会社を通じてPayPay(株)を連結子会社化。
- 連結子会社化は2022年10月1日を予定。2023年3月期 第3四半期に再測定益の計上を見込む。
- PayPay自体の成長に加え、当社およびZホールディングス(株)が共同でPayPay経済圏を拡大させることにより、当社のコンシューマ事業、法人事業、グループ企業の成長につなげる。
- PayPay(株)の連結子会社化後は「金融(仮称)セグメント」を新設予定。
- 当社の事業ポートフォリオに決済・金融を本業として加え、「Beyond Carrier」戦略をさらに加速。
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