新型コロナウイルスワクチンの子どもへの接種について、国が自治体の担当者向けにワクチン供給のスケジュールなどを説明するオンラインの会議が開かれました。
子どもへのワクチン接種をめぐり、国はワクチンの有効性や安全性が確認できたとして、５歳から１１歳までも新たに対象に加えることを１月、正式に決定しました。
これを受けて厚生労働省は、全国の自治体の担当者向けにオンラインで会議を開き、松江市では１０人ほどの職員が参加しました。
厚生労働省の担当者はワクチンの供給スケジュールについて、２月下旬にファイザー社のワクチンの配分を開始し、早ければ３月ごろから接種が可能になると説明しました。
その上で、接種を行うにあたっては、体調不良に対するきめ細かい対応が難しくなることや接種するかどうかで同調圧力が生じる懸念があるなどとして、学校での集団接種は推奨しないと説明しました。
松江市は、今回の国の説明を踏まえて５歳から１１歳までの子どもを対象とした接種の準備を進めることにしています。
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