エンゼルス大谷翔平投手(27)が「2番DH」で出場する。開幕からここまでの16試合は1番での出場が続いたが、今季初めての2番となる。1番には今季打率3割4分6厘と好調のウォード、3番トラウト、4番ウォルシュ、5番レンドンと続く。胃の不調で25日に欠場したマーシュは回復せず、引き続き欠場の見込み。

大谷は24日のオリオールズ戦では3試合ぶりの安打で今季4度目のマルチ安打をマーク。初めてストッキングを膝まで上げるオールドスタイルにし、打撃の調子も上向いた。2試合連続安打、さらには8試合ぶりの今季4号本塁打の期待も高まる。

相手先発投手はガーディアンズのエース右腕シェーン・ビーバー(26)。コロナ禍で短縮シーズンとなった2020年に8勝1敗、防御率1・63でサイ・ヤング賞に輝き、昨季は2度目の球宴に選出。今季は3試合に登板し1勝0敗、防御率2・25、16奪三振と安定し、12日のレッズ戦では6回途中までノーヒットを続ける快投を披露した。大谷との対戦はこれまで10打数2安打の打率2割、0本塁打、1打点、0四球となっている。