推し活にはお金を惜しまない半面、飲み会は“コスパが悪い”から行かない――。Z世代とのディスカッションからは、こんなお金の使い方も見えてきた。「Zs」代表の牧島夢加氏が、学生の生の声から消費行動を分析する連載9回目。今回は、Z世代がどのような価値基準で消費をしているのか、また稼いでいるのか、お金との付き合い方を分析した。
▼前回(第8回)はこちら Z世代が実践“ビュッフェ消費”とは 量産型より「いいとこ取り」今回のテーマはお金。Z世代流のお金の使い方やお金の管理方法について、たっぷりグループインタビューを実施しました。彼ら・彼女らのお金との付き合い方から、お金や時間、働き方に関する新たな価値観を読み解きます。分かったのは、お金と心地よく付き合うためのZ世代流の工夫でした。
買い物はガマンしない 買い過ぎは仕組みで回避
Z世代のディスカッションの冒頭で最近買ったものを尋ねると、季節に合わせたバッグや洋服、観劇のチケットなどが挙げられました。欲しいものには惜しみなくお金を使っている様子がうかがえます。消費行動の背景について聞くと、繰り返し出てきたのは「ガマンはしたくない、でも(買い過ぎの)リスクは負いたくない」という考え方でした。
好きなものをガマンせずに購入していると、やはり支払いが心配になってくるのはZ世代も同じです。支払いできなくなるリスクを避けつつ、できるだけ自由に買い物をするにはどうすればいいか、彼ら・彼女らはその悩みを自分なりの仕組みを構築してクリアしていました。
例えば、「支払い方を3段構えにしている」という話。
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