給付金4,630万円の誤送金問題があった山口・阿武町で1日夜、町民に対する説明会が初めて開かれた。
阿武町で午後7時から開かれた説明会には、60人以上の町民が集まった。
花田憲彦町長はあらためて謝罪するとともに、これまでの経緯や誤送金額のおよそ9割にあたる4,300万円を法的に差し押さえたことなどを報告した。
一方で、いまだ全額の回収に至っていないことや町の一連の対応が事件につながった可能性があることなどについて、町民からは厳しい声が聞かれた。
町民「なんか知らないけど勘違いしてません? 町長。(町側は)被害者じゃなくて加害者でしょ。もっと町民のことを思って答弁してもらいたかった。あなた(町長)の話じゃないんだから」
阿武町は、2日と3日も別の地区で説明会を開催し、再発防止に努めるとしている。
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