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Wednesday, July 6, 2022

高松市 井戸水の活用に向け 水質検査の手数料を半額に|NHK 香川県のニュース - nhk.or.jp

早明浦ダムの貯水率が低下した状態が続き、節水が呼びかけられる中、高松市は、市民に井戸水を活用してもらおうと、保健所で行う水質検査の手数料を半額にするなどの対応を始めています。

第三次取水制限は、早明浦ダム周辺でまとまった雨が降ったことで、5日、一時的に解除されましたが、6日午前0時の貯水率は45.7%と、依然として平年を大きく下回った状態が続いています。

これを受けて高松市は、市内にある井戸の水も飲み水に活用してもらおうと、高松市保健所で通常、月に2回受け付けている井戸水の水質検査を平日は金曜日を除き、毎日行うことにし、検査の手数料も半額の2880円にしました。

検査では、井戸水の濁りやにおい、細菌の数などを確認し、1週間程度で飲み水として活用できるかどうか結果が通知されるということです。

検査に訪れた男性は「水の出が悪くなると嫌なので、検査結果で問題がなかったら煮沸消毒して飲み水として利用したい」と話していました。

高松市保健所生活衛生課の三好真裕美課長は「井戸水を有効な水源として検討してもらい、水質検査を受けて安全に利用してほしい」と話していました。

また高松市は、井戸を持つ家庭や事業所に対し、近隣の住民に庭木への散水用などとして無償で井戸水を提供してもらう「善意の井戸」の募集も始め、早明浦ダムの貯水率が0%になった時に提供を始めたいとしています。

このほか、下水を処理した再生水を道路にまく水などとして利用してもらおうと、高松市牟礼町の総合体育館の近くに臨時の給水所も設けています。

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