立憲民主党の安住国対委員長は、政府が安倍元首相の国葬の費用およそ2億5,000万円を閣議決定したことについて「収まるわけがない」と批判し、国会で岸田首相が説明するよう求めた。
立憲民主党・安住国対委員長「武道館の中で行われる経費が2億5,000万円って言ってるだけで、全部積み上げたら2億5,000万で収まるわけがないんだから、額を小さく見せてごまかそうだなんて思わないことですよ」
安住氏は、自民党の高木国対委員長と会談し、国葬を決めた「岸田首相の決断に反対する世論が非常に強い」として、国会で岸田首相が、理由や予算について説明するよう求めた。
高木氏は、回答を保留したとみられる。
一方、共産党は国葬への出席を見送る方針を表明した。
小池書記局長「今、言われているような形で、国葬が強行されるとなれば、出席はできない」
会見で小池書記局長は国葬について、「私たちは厳しく批判しているわけだから出席はできない」と述べ、党として欠席する考えを示した。
また、「国葬」の形式をとらないことと、弔意の強制がないと判断できることを、出席の条件として挙げた。
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