岡山県西部の備中地方にある酒蔵が集まり、それぞれの地酒を飲み比べてもらう試飲会が倉敷市で開かれました。
この試飲会は、４０あまりある県内の酒蔵の半数が集中する備中地方の地酒の魅力を知ってもらおうと、県の備中県民局が開きました。
会場では、倉敷市や総社市、それに高梁市などの１２の酒蔵がおよそ７０種類の地酒を提供し、訪れた人たちは、「おいしい」とか「飲みやすい」などと話しながら、飲み比べを楽しんでいました。
このうち、井原市芳井町の山成酒造は、酒蔵の規模の小ささを生かし、今ではあまり見られない「和釜」と呼ばれる釜を酒米を蒸すのに使うなど、昔ながらの製法にこだわっています。
社長の山成芳直さんは「お酒を飲んだ人たちの素直な感想を、直接聞くことができて、勉強になりました。現状に満足することなく、技を極めていきたい」と話していました。
主催した備中県民局の草野浩一さんは「備中には数多くの酒蔵があり、おいしさを多くの人に味わっていただきたいと思って企画しました。お酒とともに備中地方を深く知ってもらえればうれしい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 倉敷市で備中地方の酒蔵の地酒を飲み比べる試飲会｜NHK 岡山県のニュース - nhk.or.jp )
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