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Tuesday, October 18, 2022

倉吉 国の史跡「大御堂廃寺跡」発掘調査の説明会|NHK 鳥取県のニュース - nhk.or.jp

倉吉市に建設中の県立美術館に隣接する国の史跡「大御堂廃寺跡」について、これまでの発掘調査の結果などについて市民に解説する説明会が開かれました。

倉吉市の「大御堂廃寺跡」は、7世紀中頃に創建されたとみられる寺院跡で、国の史跡に指定されています。
倉吉市は県が建設を進めている県立美術館が、令和7年春に開館するのにあわせて「大御堂廃寺跡」を史跡公園として整備する計画で、18日に近くの公民館で市民に遺跡について解説する説明会が開かれました。
説明会では市の文化財課の担当者が、地方の寺院跡ではあまり確認されない僧侶が生活した建物「僧坊」の跡が2棟見つかったことや、発掘された鬼瓦には鬼の顔ではなく、より古い形式の花の文様が刻まれていて、山陰地方で最も古い時期に創建されたとみられると説明しました。
また出土した瓦も展示され、参加した人たちは「火災に遭った跡はあるか」などと質問していました。
市民向けの説明会は、新型コロナの影響でこれまでは開けなかったことから、倉吉市では今後はこうした機会を増やしたいとしています。
説明会に出席した80代の男性は「地元の文化資産なので、地域を盛り上げるために遺跡を活用してほしい」と話していました。

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