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Saturday, March 28, 2020

OL向けに開発“超ミニ水筒”…「出先で薬飲む」シニア層にも売れまくる ニーズ発掘した発想の転換(関西テレビ) - Yahoo!ニュース

今年7月から全ての小売店に義務付けられるレジ袋の有料化。それに先駆けて大手スーパーやドラッグストアなど多くのお店で4月からレジ袋が有料に…。

街の女性:
「5円払ってまで地球に悪いことしてしまうんかっていう、地球に対しての罪悪感が…」

 地球環境保護のため、脱プラスチックが叫ばれる中、イマドキのエコグッズは“かゆい所に手が届く”進化を遂げているんです。

■便利に、おしゃれに…進化続けるエコバッグ

 まずは、基本のエコバッグ。大阪市北区の梅田ロフトにある売り場を取材すると…。

梅田ロフトの店員:
「こちらがエコバッグのコーナーになっております。今、200種類ほど展開しております」

 店員さんおすすめの高機能エコバッグは、袋の端と端を持って引っ張ると平らになり、クルクルと簡単に畳めます。

 また、無地で男性も恥ずかしがらず使えるという“男性向けのエコバッグ”も。

 そして今静かなブームを巻き起こしているというアイテムが、あらかじめカゴにセットすることができるエコバッグ『レジカゴリュック』。袋に移し替える手間がありません。さらに…。

店員:
「背負うことができます。一番は主婦の方ですね、すごく人気の高い商品になっています」

 4年前の発売以来、このシリーズは累計18万個も売れているとのこと。開発した、神戸市中央区にあるフェリシモを訪ねてみると…。

薄田ジュリアキャスター:
「すっごくおしゃれな職場ですね。女性も結構たくさんいらっしゃって」

 レジカゴリュックの生みの親は、生活雑貨事業部の岬直子さん。

岬さん:
「二人の子供を会社の帰りに保育園に迎えに行って、自転車で行くんですけど前に一人、後ろに一人乗せて、子供の荷物もある、スーパーで買った食材もある、っていう中でどこに乗せよう?ってなった時に背中が空いてる!と気づいて背負いたいと思ったんです」

 実体験から生まれた商品だからこそ、同じように悩む主婦の心をつかむことができたようです。新商品の企画会議にお邪魔すると、この日の議題は夏ごろに発売する予定の“保冷できるエコバッグ”について…。

岬さん:
「この『底』を活かして、ここでとめてしまおうかなって」

社員:「便利!」

別の社員:
「夏とかこれからの時期に、色がちょっとこの感じやったら暗いかな」

 この会社で商品の企画に携わるのはおよそ100人。そのうちの9割が女性です。

薄田キャスター:
「女子会みたいな楽しい会議ですね。ここからママさんたちの悩みが解決される商品が生まれてるんですよね」

 薄田キャスターも実体験の悩みをひとつぶつけてみました。

薄田キャスター:
「エコバッグってよく忘れちゃうんです、持っていくの。なのでちょっと可愛いハート型とかになると、カギにキーホルダーとして付けられるかなと」

社員:
「カバンをかえると忘れちゃう、放り込んだままになってるから。何かしらカギとか持ち歩くものにつくと、すごくいいと思います」

■小さな水筒が発掘した“大きなニーズ”

 次に注目したエコグッズは『水筒』。ペットボトルなどを減らせてとてもエコに。今は小さいものが大人気です。

街の女性:
「大きいの重いから持たないです。(水筒では)行きと帰りの電車の中で飲みます」

別の女性:
「マグカップを置くような感覚。これだと飲むとき以外はフタしておけるので。職場の方の…つばとか(笑)とんでくるのが性格的に嫌で」

 そんな中、大ヒットしているのが、超ミニサイズの水筒「ポケトル」。容量はコーヒーカップとほぼ同じ、わずか120ミリリットルです。発売から1年ほどですが、なんと100万個以上売れているんです。

 一体なぜこんなに小さな水筒を作ったのか、開発した京都府の会社・デザインワークスエンシェントの小林裕介社長に聞くと…?

小林社長:
「OLさんをターゲットにして、多くできるだけ持ち歩くという発想よりは、必要な分だけ持ち歩いて継ぎ足すっていう。オロナミンCの120ミリリットルというのが自分の中で一気に飲み切れる量やっていうのがあったんで、思い切って挑戦しました」

 確かに、会社などでは給湯室やウォーターサーバーなどで飲み物を継ぎ足すことができます。

 そこで、水筒は“1日かけて飲む”から“移動する間に飲む”に発想を転換。持ち運びやすさを追求したのです。

 実はこの小ささを求めていたのは、働く女性だけではありませんでした。

小林社長:
「シニア層がぐいぐい売り上げを伸ばしてくれたというのは聞いています。出先でお薬を飲む時にちょっと流し込むお水・お茶が欲しいと思っている人がすごくいたらしくて」

 超ミニサイズにしたことが予想外のニーズを掘り起こし、大ヒットにつながっていたのです。

■エコはもちろん、使いやすさもアップ

 最後はこれからヒットしそうな、一見ちょっと太めのストロー…。シリコンで出来ていて、その名も「SUTENAI」。

アルデナイデ 佐々木顕社長:
「中を開けて洗うことができて、また閉じて使えます」

 切れ目から開くようになっていて、洗いやすく何度でも清潔に使えるのです。しかもやわらかいので、どこでも曲げられます。

薄田キャスター:
「曲げた時に開いちゃうんじゃないかと思うんですけど、しっかり止まってるんですよね」

佐々木社長:
「漏れないように。きちんとかみ合わせが密着しています」

 今年中に100万個の販売が目標。関西では雑貨店やドラッグストアなどで、まもなくお目見えするということです。

 もはや、エコなのは当たり前…。エコグッズのさらなる進化が止まりません。

(関西テレビ3月24日放送『報道ランナー』内「知っトク!ニュースなオカネ」より)

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March 29, 2020 at 04:01AM
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