原子力発電所から出る放射性廃棄物を処分する技術を研究している、道北の幌延町にある施設が１５日夜、住民説明会を開き、研究を行う期間を当初の予定よりも大幅に延長したことについて、改めて理解を求めました。
幌延町にある日本原子力研究開発機構の幌延深地層研究センターは、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物を処分する技術の研究を予定よりもおよそ８年延長し、２０２９年の春までとすることをことし１月に決めています。
１５日夜、決定後初めて開かれた説明会には地元住民およそ４０人が集まり、まず、原子力機構の担当者が昨年度１年間に行って来た研究の内容や成果などについて報告しました。
このあと行われた質疑応答では、住民からは研究期間の延長について「このあとも何度も延長するつもりではないのか」など不安の声が上がり、これに対して原子力機構の担当者は「延長した期間内で研究を終えられるよう取り組んでいく」と述べ、改めて理解を求めました。
日本原子力研究開発機構、幌延深地層研究センターの山口義文所長は「情報発信が足りていない部分もあると感じている。今後、研究の内容などをより丁寧に住民に説明して、理解を得ていきたい」と話していました。
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July 16, 2020 at 06:32AM
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深地層研究センター 住民説明会｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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