
カトリック長崎大司教区(長崎市)の男性司祭による性被害を訴えた長崎県内の女性信徒が、トップの高見三明大司教(75)の発言で二次被害に遭ったとして、大司教区に550万円の損害賠償を求めた訴訟で、高見氏の尋問が29日、長崎地裁であった。高見氏は「(発言は)説明が十分でなかった」と釈明した。
訴状によると、女性は司祭に体を触られ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。2019年、大司教区が司祭のわいせつ行為を認め賠償金を支払うことで合意。しかし高見氏が20年、女性を「被害者」でなく「被害を受けたと思っている人」との表現が望ましいと発言したとしている。
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