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Wednesday, December 1, 2021

エンジンの油圧低下と説明 タンク投棄で米軍、青森 - 産経ニュース

米軍三沢基地所属のF16戦闘機から投棄された燃料タンク=1日午前8時21分、青森県深浦町
米軍三沢基地所属のF16戦闘機から投棄された燃料タンク=1日午前8時21分、青森県深浦町

米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が燃料タンク2個を県内の住宅地近くなどに投棄した問題で、同基地が「エンジンの油圧が下がる警告が表示され、機体を軽くするために投棄した」と三沢市に説明していたことが、2日分かった。

三沢基地のティモシー・マーフィー副司令官は1日午前9時、三沢市役所で小檜山吉紀市長と面会。同市によると副司令官は、F16は2機で西側空域へ訓練に向かう飛行中、1機で警告が出たと説明。同機のパイロットがマニュアルに従い、暗くなっていたが目視で安全を確認し、岩木山付近にタンクを投棄したという。油圧がゼロになると残り数分で飛行できなくなるとも話した。もう1機はタンクを投棄した地点に火が出ていないことを確認し、三沢基地に戻ったことも明らかにした。

米軍などによると、F16は11月30日午後6時ごろ、飛行中に緊急事態となり青森空港に着陸する前、燃料タンク2個を投棄した。1個は同県深浦町の住宅地近くで見つかったが、もう1個は見つかっていない。

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