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Tuesday, December 28, 2021

コロナ飲み薬を自宅療養者にも 札幌市が来月上旬にも処方態勢|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

先週、国が初めて承認した新型コロナウイルスの重症化を防ぐ飲み薬について、札幌市は、病院に入院した患者だけでなく、自宅療養の人にも処方できる態勢を、来月上旬にも整えることになりました。発症から5日以内に処方できるようにすることで、1人でも多くの患者の重症化を防ぎたいとしています。

これは札幌市が明らかにしたもので、先週24日に国が使用を承認した、新型コロナウイルスの重症化を防ぐ飲み薬「モルヌピラビル」について、病院に入院した患者だけでなく、自宅療養の患者にも処方できる態勢を1月上旬にも整えたいとしています。
具体的には、発熱外来などを開設している医療機関と、薬局の協力を得て、医師の診察を受けてから検査で感染が判明した自宅療養の患者のうち、処方が必要だと判断された人の自宅に、薬局から薬を届けられるようにしたいとしています。
「モルヌピラビル」は▼発症から5日以内の▼軽症から中等症の患者のうち、▼18歳以上で、▼さらに重症化のリスクがある人に、1日2回、5日間服用してもらうということで、処方が必要な患者にいかに早く届けるかが課題となっています。
市によりますと、市内にあるおよそ570の医療機関のうち、いくつに処方を担ってもらうかはまだ調整中だということですが、薬は当面、市内8つの薬局を拠点に患者の自宅に届ける態勢を整えるとしていて、これらの薬局が服薬の指導も行うとしています。
札幌市保健所の高田誉之医療政策課長は「PCR検査や薬の配達などに時間がとられるなか、発症から5日以内に薬が届けられるかが課題となる。治療を早く行うためにも態勢の整備を急ぎたい」と話しています。

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