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牛乳などの原料となる生乳が余り、大量に廃棄されるかもしれないという問題。あの手この手で消費が呼び掛けられるなか、“飲む以外の活用法”も登場しました。 ■「牛乳を飲んで」メダリストもお願い 岸田文雄総理大臣:「牛乳をいつもより1杯多く飲んで頂く。国民の皆さんのご協力をお願い致します」 総理大臣に、農林水産省、東京都知事。さらには、オリンピック金メダリストも訴える、「牛乳を飲んで」という必死のお願い。 農林水産省・金子原二郎大臣:「頂きます…良いですか?全部飲まんと、いかんかな」 東京都・小池百合子知事:「牛乳を飲みます。ふふふ。…あぁ、なみなみと注いでくれちゃって、ふふふ」 「雪印メグミルク」スキー部・原田雅彦総監督:「おいしい。うん、おいしいです」 しかし、乳製品の大量消費時期であるクリスマスが過ぎても、まだ、問題は解消されていません。 大量廃棄を避けようと、各社も異例の対策を次々と打ち出しています。 ■各社必死のお願い…異業種も応援 イトーヨーカドーは25日から、牛乳と混ぜてつくるデザート、ハウス食品の「フルーチェ」と対象の牛乳を合わせて購入すると30円引きにするキャンペーンを実施。 明治は、酪農家応援企画として国産生乳100パーセントのチーズ4種類を1月までの期間限定で発売するなどのプロジェクトを立ち上げました。 消費を応援する動きは、民間にも広がっています。 埼玉県熊谷市にある温浴施設「おふろCafeハレニワの湯」では、先着100人の利用者に牛乳をプレゼントしています。 来館客・小学校2年生(8):「おいしい」 来館客・小学校5年生(11):「……おいしい。自分で飲んで捨てずに(済むように)」「(Q.牛乳飲む量、変わったか)はい。なんか、いつもの2倍になった」 「おふろcafeハレニワの湯」・加藤由美支配人:「風呂上りに牛乳はもう鉄板の、皆さまに喜んで頂けることなので。大人の方からお子様にも喜ばれてます」 それだけでは、ありません。この施設の目玉として、3日前のクリスマスから始めたのが…。 加藤由美支配人:「牛乳の消費を手助けするために、牛乳風呂を開催してます」 なんと1日2回、浴槽の湯にあわせて10リットルの牛乳を投入。「牛乳風呂」を提供しているのです。 加藤由美支配人:「(Q.お客さんの反応いかがでしょうか?)なかなかお風呂に直接牛乳を入れることは、ご家庭ではないので、楽しまれていると思います」 そこで、牛乳風呂を体験してみました。ほんのりと牛乳の甘い香りがして、リラックスできます。気持ち良いですね、最高です。 入浴客:「(Q.お風呂に牛乳、いかがですか)無駄になって捨てちゃうよりはこういうふうに有効活用したほうが、良いと思うので、良い取り組みだなと思います」 入浴客:「(Q.牛乳風呂入られましたか)入りました」「(Q.いかがでしたか)しっとりする感じで、気持ち良かったです」「(Q.今まで牛乳風呂入ったことあったか)テレビでは見たことあったんですけど、入ったことはなかったので」 この牛乳風呂と、牛乳の無料配布で年末年始の期間中、1トンの牛乳消費を目指しているということです。 (「グッド!モーニング」2021年12月28日放送分より)
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