県内の大学や短大をまもなく卒業する学生などと、地元企業のマッチングを図る企業説明会が、４日金沢市で開かれました。
この説明会は、石川県やハローワークなどが令和３年度に１０回以上企画した企業説明会の最後の回として、４日金沢市内で開かれました。
３月、県内の大学や短大の卒業を予定し現在も就職活動を続けている学生や、転職を希望している社会人ら２０人が参加し、製造業や小売業など、１８の県内企業がブースを設けました。
学生たちは、それぞれ関心のある企業のブースを訪ね、担当者に「会社の雰囲気はどうですか」などと質問したり、社員の働き方や仕事の具体的な内容について説明を受けたりしていました。
中には企業の見学に行く約束をしたり、その場で採用の一次面接に臨んだりする学生もいました。
参加した女子大学生は「これまであまり知らなかった業種のことも知れたのでよかったです」と話していました。
いしかわ就職・定住総合サポートセンターの永下和博センター長は「対面の説明会は学生と企業どちらにとっても直接相手のことを知ることができる大切な機会で、１人でも多くの人が希望の職に就けよう支援していきたい」と話していました。
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