福島県郡山市立美術館は21日、開催中の展覧会に関連した講演会「横浜美術館の日本画コレクション―天心、三溪、日本美術院」を開いた。
横浜美術館副館長兼主席学芸員の柏木智雄さんが講師を務め、展覧会に出品されている日本美樹院の作家の作品を中心に、明治から昭和までの日本近代の日本画壇の流れを説明した。横浜市出身で日本美術院創設者の岡倉天心や、横浜市の実業家・原三溪、その庇護を受けた下村観山や今村紫紅らを取り上げ、日本美術院の活動などについて話した。美術ファンら約50人が聴講した。
展覧会は「横浜美術館所蔵 日本美術院の作家たち展」で、休館中の横浜美術館のコレクションから、日本美術院に所属した21人の作家の48作品を紹介している。横山大観の「霊峰不二」をはじめ、近代日本画壇をけん引した美術家の作品を観覧できる。6月5日まで。
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